
狭山丘陵の狭山公園、たっちゃん池(宅部池)西側、雑木林。

(2013.1.30 撮影)
木々の肌は黒くこげて、痛々しく、見るも無残な姿になってしまった。
柵などの影響で、消火作業がスムースにいかなかったらしく
樹木の上まで燃え、被害が大きくなった。
水利の工事も行われた。

(たっちゃん池から取る消火栓)
時間が過ぎ、樹木は少し復活した、また、湧水の池 の
周りの、手すりの工事も行われた。


燃えた樹木の生命力は強く、一応、復活したかに見えるが、無残な姿が
一部に残る、また 「湧水の池」 には昆虫などは戻って来ていない。

一度失われた動植物の復活はなかなか難しい。
復旧工事が公園管理者によって行われたが、時期は遅々としていた。
だが、ただ一つ 「粋な計らい」 があった。
魚道ならぬ 「蛙道」 である、蛙が下の小川から、湧水の池に
行くため道である。 (写真下)

水が流れ落ちている、 「水琴」 のような音がして、誠に風流な
感じがする。
狭山のサヤです、よろしくお願いいたします。